美容業界の未来は?10年後も活躍する為に必要なポイントを徹底解説

トレンドや考え方、働き方や文化など、数年でガラリと変わってしまう美容業界。「このまま続けていて10年後は大丈夫?」「10年後もやっていけるのか心配……」と、ぼんやりとした不安を抱えている人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、10年後の美容業界を徹底予想!細かく予想していくと、実は美容業界の未来は明るいことが分かってきました。一緒に見ていきましょう。

10年後の美容業界を大予想

まず、10年後の美容業界が全体的にどうなっているのか、ミーテ独自の観点から予想してみます。5年後・10年後・20年後……、美容業界がどう変わっていくのか不安な方は、ぜひ一緒に予想しながらキャリアを描く参考材料のひとつとしてご活用ください。

美容業界に大きな変化をもたらしたコロナ禍

コロナ禍は美容業界に大きな変化をもたらしました。感染リスクを減らすためにテスターは撤去する、タッチアップを自粛する等、顧客との接触を避けた接客が求められました。

大手海外ブランドが2030年にむけて店舗数を減らしていく方針を打ち出し、販売員縮小の傾向に…一方で、オンライン接客などが一気に普及し、またYouTuber、インフルエンサーを使ったネット広告が台頭することに。

美容業界は、コロナ禍を経て、これまでの実店舗に依存したスタイルからの転換が求められています。

テクノロジーの進化による業界の変革

ここ数年、さまざまな業界でAI(人工知能)やロボットが導入され始めています。美容業界も例外ではありません。

肌の状態をチェックし、必要なスキンケアをアドバイスしてくれるシステムや、写真からパーソナルカラー・顔タイプを診断し、最適なアイテムを提案してくれるシステムなど、すでに身近なところでAI技術が活用されています。

業界内でも競うようにAI技術・ロボットが導入されているので、今後も新たなサービスが次々と登場することが予想されます。これまで人間が担当していた業務の一部をAI・ロボットに担ってもらうことで効率化が進み、より一層“人間にしかできないサービス”に力を注げる未来が訪れそうです。

環境問題との関連

最近では、SDGs(サスティナブル)への意識が高まり、企業に対しても高いレベルでの取り組みが求められています。

日本ではあまり感じないかもしれませんが、欧米などでは特に意識が高まっており、たとえSDGsに取り組んでいたとしても熱意が感じられなければ不買活動が巻き起こるほどです。ちなみに、見せかけだけのSDGsへの取り組みを「SDGsウォッシュ」 と言います。

過去には実際にNIKE(ナイキ)やBURBERRY(バーバリー)などに対して不買活動が行われ、企業側が方針転換を行いました。

10年後には、SDGsネイティブである今の子どもたちが大人(=消費者)になっています。つまり、今よりも厳しい目でチェックされていく未来が待っているというワケです。国内でも、SDGsへの意識が低いメーカーには厳しい未来が待っているかもしれませんね。

人材不足と働き方の変化

残念ながら今後はより人手不足が進んでいくことが予想されます。少子高齢化により、現役世代の人口が減少の一途を辿っているためです。

美容業界内ではすでに働き方が少しずつ変化しています。

例えば以前は実店舗での対面接客が当たり前でしたが、最近ではSNSを活用したネット広告が増えてきましたね。先述したAI・ロボット技術も併用しながら、オンライン・オフライン接客をバランスよく取り入れたハイブリットな接客形式へと変化しています。

また、そもそもの考え方としてライフワークバランスを重視する価値観が浸透してきたのではないでしょうか。今後は育児・介護などによりオフライン接客が難しいときはオンライン接客に専念し、希望のタイミングでオフライン接客に戻るといった選択肢も増えてくるかもしれません。

希望に応じて適材適所の働き方を選べるようになれば、長期的なキャリアパスも描きやすくなりそうですね。

個性を重視する価値観の浸透

ジェンダーに対する価値観が大きく変化していった近年。ここからはそもそもジェンダーに関する議論が必要とされないぐらい、ジェンダーレスが当たり前の世界になっていくことが予想されます。

今は少数派である男性のネイリストやエステティシャン、美容部員などが、今後は当たり前の存在として認識されるほど増えていくかもしれません。たとえ少数派のままであっても、“異色の存在”扱いはされない世の中になっていくはずです。

このように、昨今では個性を重視する価値観が広まりつつあります。10年後にはより一層理解が深まっているのではないでしょうか。ジェンダーレスに限らず、1人ひとりの個性を認め、受け入れ、尊重することが当たり前の世の中になっていることが予想されます。

10年後の美容業界の成長分野

  

続いて、美容業界内で10年後に成長しているであろう分野を具体的に5つ予想してみました。

エイジングケアマーケットの拡大

まず、エイジングケアのマーケットはほぼ確実に拡大していることが予想されます。

言わずもがな、日本は少子高齢化社会。6年後の2030年には、人口の3割が高齢者(65歳以上)の超高齢化社会を迎えると言われていますよね。来年2025年には、高齢者(シニア)市場が100兆円を超えると予測されています。

正直企業としては100兆円を超えるマーケットを無視する選択肢はないので、今後若者向けよりも中高齢者向けのマーケットが活性化していくのは当然の流れです。

この流れは、美容業界において決して悪くはありません。働く側としては年齢を重ねてからも働きやすいブランド・ラインが増えてくることになりますし、これまで比較的手薄だった分野が活性化していくことで新たなビジネスチャンスが生まれます。

消費者の視点では、やはり年齢に応じたケアに対する選択肢が増えるのは大きなメリットです。各ブランドが競うように開発を進めているので、これまでなかった技術が出てくるかもしれません。

いつまでも理想の自分を追いかけ続けられる未来が待っているかもしれないと思うと、10年後も楽しみになりますね。

高齢者向けの新サービス分野が拡大

エイジングケアアイテムだけでなく、高齢者をターゲット層とした新たな美容サービスが増えていくことも予想されます。スキンケアだけでなく、高齢者の悩みや肌質・髪質に合ったメイクアイテム・ヘアケアアイテム・美容施術アイテムなどの開発が進んでいくはずです。

2024年時点ですでにたくさんのメーカーが、高齢者向けのスキンケア・化粧品アイテムを新たに発売しています。これまではエイジングケアで一括りになりがちだった高齢者向けのアイテムが、きちんと“高齢者向け”に設計・開発され、新登場している形です。

筋力や視力が低下しても無理なく使用できる容器になっていたり、自らケアできる人だけでなく介護が必要な人でも介護士さんに負担なくスキンケアしてもらえるよう、なるべく少ない手順でケアできる成分になっていたり。高齢者の実態に沿ったアイテムの開発・設計が進められています。

もちろんスキンケアやヘアケア、化粧品といったアイテムだけではなく、ネイルやヘアカット、エステなどの美容サービスも、高齢者向けの新たなサービスが増えていくのではないでしょうか。

年を重ねて変化していく肌・髪のケアだけでなく、年を重ねた後の肌・髪のケアも充実していく未来が10年後には待っている予感がしますね。

メンズビューティ市場の成長

ジェンダーレスの価値観が広がり始めたあたりから、多くの美容メーカーがメンズ美容アイテムの開発に力を入れるようになりました。近年はその成果が表れつつあって、今後10年ぐらいはメンズビューティ市場の成長期となりそうです。

これまでは女性がメインターゲットの業界だったので、意外とメンズ向けの美容業界はニッチな存在。需要の掘り起こしを行っている状況なので、今後新たなアイテムが次々と登場することが予想されます。

クリーンビューティトレンドの普及

「クリーンビューティ」という言葉を聞いたことはありますか?クリーンビューティとは、人・環境・動物に配慮した、有害性・刺激性のない化粧品や化粧品メーカーを指す造語です。海外で作られた造語で、2020年頃から少しずつ日本にも浸透してきました。

具体的な定義はブランドや人によって異なるのですが、簡単に言えば「美しくなるためのアイテムで、人・環境・動物を犠牲にするのは良くない」とする考え方とのこと。

リサイクル素材のパッケージになっていたり、レフィルが用意されていたり、成分に動物由来のものが入っていなかったりというのも、クリーンビューティのひとつです。

サスティナブルな観点が当たり前に備わっている子どもたちが大人になる10年後には、クリーンビューティコスメが普及し、浸透しているのではないでしょうか。

バーチャルの進化(バーチャルメイク)

美容業界でもIT技術が大きく進化し、さまざまな場面で活用されている未来が想像できます。例えば、美容サービスを仮想空間で試せたり、お店に行かなくても仮想空間内で商品提案を受けたりできるサービスなどです。

最近でもスマホカメラで顔を撮影するだけで、最適なメイクや化粧品を提案してもらえるサービスが増えてきていますよね。10年後の美容業界で予測した通り、今後はAI・ロボット技術が美容業界でもより一層取り入れられていくはずです。

例えば、現時点では実際のタッチアップには敵わないと思われているバーチャルメイクも、10年後にはタッチアップと同等レベルの満足度を実現しているかもしれません。

本来なら使ってみなければ分からないはずの“美容アイテムとの相性”まで、仮想空間で把握できる時代が来ている可能性もあります。

10年後の美容業界で必要なスキル

目まぐるしく変化している美容業界。10年後にはどういったスキルが必要とされているのでしょうか。10年後も活躍し続けるために必要なスキルを具体的に6つご紹介します。

1. 顧客中心のカスタマーサービス・接客力

AI・ロボット技術が進化し、「人間の仕事がなくなってしまうのでは?」と不安に思う人もいるかもしれませんね。しかし、いくらAI・ロボット技術が進化しても、お客様を喜ばせる力を持っている人間には敵わないはずです。具体的には「顧客ニーズを先取りする力」「トレンドを先取りしたサービス開発力」「きめ細かいホスピタリティ精神」を兼ね備えたブランド・スタッフは、バーチャルが進化する中でも愛され続けます。

というのも、AIに0から1を生み出す力はありません。顧客ニーズを先取りし、トレンドを踏まえて製品を開発する力は、人間にしかないのです。そして、製品を適切に提案することはAIにもできますが、会話を楽しみ、プロの技術力を体感するといったエンターテイメントのような接客提案は人間にしかできません。

たとえ時代が移り変わっても、いくらIT技術が進化しても、顧客中心のカスタマーサービスを実現するスキルがあれば生き残っていけそうですね。

2. 新しい変化に対応できる柔軟性

時代が変われば、トレンドや求められる接客スタイルも変化します。新たな機材を導入することもありますし、もしかしたら新たな研究結果が出て、肌や化粧品に関する知識のアップデートを求められるかもしれません。

日々何かしらの変化がある美容業界では、新しいモノ・コトに順応していける柔軟性が重要なスキルです。具体的には、最新トレンドを察知して勉強していく姿勢や、新しい価値観を自分に取り入れていく力などが求められます。

また、新しいモノやコトをどのように取り入れていけば良いのか、今あるものや考え方とどう組み合わせればより良いものが生まれるのかなど、柔軟に対応し、創造していく力が必要となりそうです。

自分の業務範囲内に限らず、美容業界全体にアンテナを張って新たな変化・トレンドを素早くキャッチしていきましょう!

3. 専門性の追求とキャリアアップ

SNSの力も相まってさまざまな美容技術・美容知識に関する情報が溢れてきている昨今。ITの力も借りながら、より一層美容技術は高度化していくことが予想されます。また、美容業界も多様化してきているため、現状維持のままでは追いつけなくなるかもしれません。そこで意識して欲しいのは、専門性の追及です。最近では何かに特化した人が成功するケースが増えてきています。今後はより一層その傾向が高まっていくでしょう。

ここで言う“技術”とは、美容業界に関する技術だけではありません。社内でのキャリアアップを望んでいる人にとっても、専門性を高めることは重要です。ハイレベルな技術を持っている人は、やはりどこのメーカー・企業でも重宝されます。IT技術の進化に負けない技術を身に付けておくことで、自分にとって大きな武器となってくれますよ。

何より大切なのは常に学び続ける姿勢です。どの分野も新しい技術や知識が絶え間なく出てくる業界なので、いつでも先取りするつもりで学び続けることで専門性を高めていきましょう。

4. 業界動向についての理解

美容業界で生き残っていくためには、先見の明が必要です。「“先見の明”は持って生まれた才能なのでは?」と思われるかもしれませんが、実はトレンドやマーケット動向にアンテナを張り、常に情報を追い続けていれば見えてくるものがあります。

理想としては、さまざまな企業によるリサーチレポートを頻繁にチェックしていけたらベストなのですが、正直忙しい毎日の中では難しく感じてしまう人もいますよね。

そういった場合はSNSでの情報収集でも十分です。特に海外トレンドはSNSの方が早く、分かりやすく情報収集できることもあります。気になる情報があれば都度レポート情報で知識を深めていく方法も良いですね。

5. 社会問題に関する知識

美容業界に限らずですが、ここ数年で一気に環境問題をはじめとする社会問題への関心が高まりました。先述した通り、今後はクリーンビューティが当たり前のように浸透していくことでしょう。その変化に合わせて、美容業界でも持続可能な製品・サービスが求められていきます。

自社のアイテムがどのような形で環境に配慮しているのか、今後どういった取り組みをしていく予定なのか一度振り返っておくと良いかもしれませんね。

また、美容アイテムに含まれる成分に関しても、肌への働きだけでなく、環境保護の観点に問題ないかも調べておくと、環境に配慮した商品の提供に説得力が増すのでおすすめです。

6. デジタル活用力の強化 

今後はデジタルマーケティングを活用する力を持っているかいないかで、将来の選択肢が大きく変わっていくかもしれません。

というのも、現代ではどの業界もデジタルマーケティングありきで考えられているからです。SNSでバズれば売上が大きく伸びることもあり、最近ではSNSでの情報発信に重きを置く企業が増えてきています。

まずはデジタルマーケティングの知識を身に付け、成功している企業の活用事例を勉強することでデジタル活用力の強化を目指していきましょう。

また、新たなテクノロジーが登場したときには、積極的に活用することをおすすめします。新たなサービスを活用するのはリスク回避の観点から躊躇されることが多いのですが、ライバルが少ないため、実はメリットの方が大きいです。

ただ、デジタルマーケティングは成功のカギとなり得る一方、炎上リスクもあります。企業だけでなく、1人ひとりがデジタルリテラシー(デジタルを使う人の知識)を身に付け、正しい知識で活用することが重要です。

デジタル技術の魅力は、ビジネスだけでなくプライベートでも身に付けていけること。例えばまずは、プライベートでSNSなどのさまざまなIT技術に触れて楽しんでみることから始めてみてはいかがでしょうか。

10年後の美容業界を活躍するためのマインドセット

最後に、10年後の美容業界でも活躍するために今から身に付けておくと良いマインドセットを4つご紹介します。

1. 柔軟な発想と学びへの意欲

まず大切なマインドセットは、柔軟な発想・学びへの意欲です。具体的には以下のポイントを意識してみましょう。

  • – 時代の変化に合わせて常に進化し続ける姿勢
  • – 新しい知識やスキルを積極的に吸収する好奇心
  • – 斬新なアイデアを生み出す創造性
  • – 変化を楽しみ、学び続ける意欲

どれだけ現状維持を望んでいても、時代が変われば周りの環境も変わってしまいます。せっかくなら、その変化を楽しんでしまうぐらいのスタンスでドンと構えてみてはいかがでしょうか。

美容業界とはまったく関係のない、美術館や博物館、映画館や自然豊かな公園などで感性を磨き、意欲的に創造性を育んでいくのもおすすめです。

2. チームワークと協力意識の重要性  

コロナ禍が明けてから現在までは、どちらかと言えば個々を重視する風潮にあります。結果、個々の専門性が高まっているのが現状です。それ自体はとても良いことですが、今後は専門性を持つ人材同士で連携し、多様な世の中に対応する必要が高まっていきます。

というのも、いくら1人で専門性を高めたところで、1人の力でできる範囲には限りがあるからです。例えばカラーリングを極めた美容師がいたとします。SNSでも拡散され、独自のカラーリングを武器に独立。連日予約キャンセル待ちが出るほど盛況です。しかし、独立すると事務処理作業も1人でこなす必要が出てきます。SNSでの発信も続けなければなりません。

こういった場合、カラーリングのプロである自分自身と、SNSマーケター・税理士といった専門家たちとチームを組む必要がありそうですよね。実際、さまざまな専門家・クリエイターたちがチームを組んで案件を受注するスタイルは、ここ最近とても多い事例です。

専門性の高い人たち同士でチームを組み、1人ひとりが自らの役割を理解した上で相互に尊重し合うことで、より良いサービス・製品を生み出せます。

専門性を高めていくだけでなく、相手を尊重する精神やチームの目標達成に向けて協力して取り組む姿勢、自分とは異なる意見が出たときに、相手を受け入れた上で建設的な議論ができるスキルもぜひ身に付けていきましょう。

3. 挑戦と変化に対する積極的な姿勢

続いて紹介する身に付けておきたいマインドセットは、挑戦・変化に対する積極的な姿勢です。具体的には、以下の4つです。

  • – 新しいことにも果敢に挑戦する向上心
  • – 変化を機会ととらえ、前向きに対応する柔軟性  
  • – 失敗やリスクを恐れない精神力
  • – 止まることなく自己改革を続ける努力

残念ながら人間は、年を重ねる毎に新しいモノを受け入れづらくなる生き物です。だからこそ、自分で意識しながら新しい技術・価値観を取り入れていくことで、時代の変化にも適応できるようになります。

時代の変化に伴い、企業として新たな取り組みを始めたり、サービスを取り入れたりする場面が出てくるかもしれません。働く側としては戸惑う部分もありますが、ひとまずトライしてみると意外な発見があったり、新たな発想が生まれる可能性があります。

積極的に受け入れ、会社とともに自分もチャレンジしていきましょう。

4. 顧客のニーズを常に優先する姿勢

時代が変わっても必要なマインドセットは、顧客ニーズを常に優先する姿勢です。具体的に必要な視点は、以下の4つです。

  • -「 お客様の満足が何よりも大切である」という価値観
  • – 顧客の潜在的なニーズを的確に捉える洞察力
  • – 顧客の立場に立って考え、行動する姿勢
  • – 高い倫理観と誠実さが伝わる接客力

CELINE(セリーヌ)の代表をはじめ、さまざまな大手ファッショングループのトップたちは接客を“エンターテインメント”と表現しています。スキルや知識があるのは大前提とした上で、お客様を喜ばせることができるブランドは強い、とのこと。

AIやロボット技術の進化で、接客ロボットに仕事を取られるのではないかと不安に思われるかもしれませんが、柔軟な姿勢・協調性・挑戦心・顧客志向のマインドセットを身に付けている人が、ロボットに居場所を取られることなど決してありません。

AIにはないマインドセットを身に付けて、10年後の美容業界でも戦い続けましょう。

まとめ:美容業界の未来は明るい!

今回はミーテ独自の視点で10年後の美容業界を予想し、必要とされるであろうスキルやマインドセットを詳しくご紹介しました。

10年後の美容業界においても、人的なサービスへの付加価値は不動のものとして残り続けるはずです。とはいえ、そこにあぐらを掻いていると時代に置いていかれる可能性もあります。

根本的な「顧客第一」のマインドセットは持ち合わせたまま、時代の変化に合わせて技術や知識、価値観をアップデートし続けることが、この業界で成長を遂げるための鍵となっていくのではないでしょうか。

そのためには、一人ひとりが自身の「武器」となるスキルやマインドセットを磨き続けることが何より大切です。たとえ10年後の美容業界が大きく変化しようとも、適応力とサービス精神に富んだ美容部員には、活躍の場が確実に残されています。

変化を冷静に受け止め、常に進化を続ける姿勢を持ち続ければ、美容業界の未来は明るいものになるはずです。時代に合わせた対応と、自身の「武器」の研鑽が、長くこの業界で活躍するための肝心要となりますよ。

10年後に向けて、一緒に時代の変化を楽しんでいきましょう。